周到な準備って何だ
尊敬されるリーダー資質を持つ女性の共通点。それは感情的にならない強い精神力。うちのボスも「私は人生で不安な気持ちになった事がない。その都度周到な準備をし、正しい判断をしてきたから」と皆の前で発言。
— ふらいと13 (@doctor_nw) 2018年3月15日
数日前にこのtweetを見て以来『周到な準備』って何だと事あるごとに考えている。裏を返せば自分が不安な気持ちになってばかりいるためだ。
感情的にならない強い精神力→わかる。仕事の場で感情的になっても良いことは殆どない。自分も感情的になって相手に批判的な態度を取ったことが何度もあるし、相手に感情的な態度を取られたことが積もり積もって何もうまくいかなくなり会社を合法的に休んだこともある。
その都度周到な準備をし→わからない。何をすれば周到な準備なのか。準備とは不安をなくすために予め行動しておくこと。不安の数だけ行動し準備しなければならないとしたらどこまでやらなければいけないのか想像もつかない。不安に思ったことに対して全て対処しようとしていたら時間がいくらあっても足りない。
正しい判断をしてきた→これは数をこなさないと身につかないと考えられる。
ここまで書いて、周到な準備も場数を踏まないと上達しないのではないかと思い始めた。件のボスも最初から全てがうまく行ったわけではないだろうし、
ここで「誰にでも初めてはあるのよ流子ちゃん!」と嬉々としてメスを握る満艦飾好代さんが脳内に突然現れたので思考が中断する。ついでにマコちゃんも出てきて「みんな一緒にゴーツーヘルだ♪」と歌い出したりするのでちょっと今はご退場いただく。
件のボスも準備ができなかったゆえに失敗することもあっただろう。ただそこで不安の感情に流されないのが彼女の強みであり、次は同じことにならないように感情を取っ払って冷静に準備する→うまくいった又は別のところで失敗した→次は(略)を積み重ねる。
『私は人生で不安な気持ちになった事がない』も全く真実かどうかはわからないし、仕事場で責任ある立場に就いている以上は四六時中はったりが必要とされるだろうし、何よりリーダーが不安がっていては部下も困ってしまう。
不安材料を頭の中に溜め込まずに行動に移しアウトプットすることで、その分頭の中に余裕が生まれる。その余裕を使って正しい判断を行い、これも積み重ねる。その循環で仕事が回っている—という仮説に至った。
私は何かのリーダーになる予定は特にないが、不安は少ないに越したことはないし、不安で脳内の思考スペースを潰されるのは非常に勿体ないと思っている。
つまりあれだ、薄々気づいてはいたが計画性がない。以前のブログでも散々自問自答していたが目標を立てるのが苦手だ。目標もなければ計画性もないから何かを準備しようにも何をしたらいいかわからないし精度も悪くなる。従って失敗することも多い。そして漠然とした不安に苛まれつつ行動も起こせない。結局のところ、『失敗するくらいなら何もしないほうがまし』みたいな感じになって一日が終わる。良くない。
まずは一週間の献立と何曜日に部屋のどこを掃除するか、あと会社に着て行く服を決める計画から始めようと思う。